くらっちのクラウド日記

仕事や勉強で得た Microsoft 365 関連の技術知識を投稿していくブログです。

【PowerAutomate】【Length関数】件数に応じた条件分岐をさせる方法

はじめに

「フォルダ内に0ファイル or 1ファイル以上で処理を分岐させたい」 のように、PowerAutomate でアイテム件数やファイル件数に応じて条件分岐をさせたい場合ってありますよね。
今回はその悩みを解決する方法をご紹介します。

目次

Length関数を利用する

PowerAutomate で件数による条件分岐を行う場合は「Length関数」を使います。

例として下図フローを作成しました。
SharePointリストから「ステータス = 申請中」のアイテムを取得して、結果0件の場合は「はい」、1件以上の場合は「いいえ」に分岐します。


「変数の設定」では、「複数の項目の取得」アクションの Value を length関数 囲って変数「length」に設定します。
これで「複数の項目の取得」アクションの 実行結果を 件数 として取得できるようになりました。


変数「length」を使って条件分岐を行います。
下図では、length関数の結果 = 0件だった場合「はい」に分岐します。


今回の例では、SharePointリストに「ステータス = 申請中」のアイテムが1件あったので結果「いいえ」のルートに進んでいきました。


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