くらっちのクラウド日記

仕事や勉強で得た Microsoft 365 関連の技術知識を投稿していくブログです。

【PowerApps】編集画面の選択肢もSharePointリストを使おう!

はじめに

こんにちは、くらっちです。
先日「新規作成画面の選択肢には別のリストを使おう!」という内容の記事を書いたので、今回はその続きで「編集画面の選択肢には別のリストを使おう!」という記事を書きました。
同じ選択肢を複数回使う場合などに有効だと思います。

kurattyodiary.hatenablog.com

目次

選択肢用のリストを作成するメリット

前回と同じ内容ですが再掲。
選択肢用のリストを作成するメリットとして以下のことが考えられます。
1.選択肢の管理が簡単
2.参照値列の上限を回避できる
3.別用途でも使いまわせる

SharePointで選択肢用のリストを用意する

新規作成画面の時と同じ選択肢用のリストを使用します。

選択した値を保存する際は1行テキストを使え!

選択した値を保存するSharePointリストを用意します。
選択した値を保存する列は必ず「1行テキスト」にしてください。
理由は、別リストから選択した値を正常に登録させるためです。

編集画面にコンボボックスを追加する

下記手順に従い、コンボボックスを追加してください。


1.編集画面で「DataCardValue○」をクリックする。
2.「Visible」を false にして、DataCardValue○ を非表示にする。


3.「DataCard」内に ComboBox を追加する。
4.「Items」に [@選択肢リスト].Title と入力する。
5.複数選択させない場合は「SelectMultiple」を false にする。
6.「DefaultSelectedItems」に下記コードを入力する。

Filter([@選択肢リスト],タイトル=DataCardValue3.Text)


7.「DataCard」をクリックする。
8.「Update」に ComboBox〇.Selected.タイトル と入力することでコンボボックスで選択した値をSharePointに登録します。
 ※同じDataCard内のコンボボックスを選択すること。