SharePoint の アクション「アイテムまたはフォルダに対するアクセス権付与」に関するTipsです。
このアクションは名前の通り、SharePoint のアイテムまたはフォルダに対して権限を付与します。
ただし、アクションに存在する権限は「Can Edit」か「Can Read」のみです。
他の権限を付与する場合は権限ごとに割り当てられた「RoleID」を指定する必要があります。
既定の権限に割り振られている RoleID は下記の通り。
権限名(日本語) | 権限名(英語) | RoleID |
---|---|---|
フルコントロール | Full Control | 1073741829 |
デザイン | Design | 1073741828 |
編集 | Edit | 1073741830 |
投稿 | Contribute | 1073741827 |
閲覧 | Read | 1073741826 |
制限付きビュー | Limited Access | 1073741825 |
読み取り専用 | View Only | 1073741924 |
「アイテムまたはフォルダに対するアクセス権付与」アクションの書き方は下図のようになります。
サイト内で独自の権限を作成している場合は、下記場所に接続することでRoleIDを確認することができるようです。(Docs記事参照)
https://<your-sharepoint-site>/_api/web/roledefinitions
参考
リスト アイテムとファイルのアクセス許可を管理し、Power Automateする(Docs)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/dev/business-apps/power-automate/guidance/manage-list-item-file-permissions