はじめに
PowerAutomate で「文字列に指定の文字列が含まれている場合」を条件分岐として使いたいということありませんか?
・メール件名に【お知らせ】という文字が含まれていた場合、条件分岐でTrueにしたい
・SharePoint のタイトル列に【重要】という文字が含まれていた場合、条件分岐でTrueにしたい
など。
そんな時は「テキストの位置の検索」アクションを使うと便利です!!
目次
「テキストの位置の検索」アクション
「テキストの位置の検索」アクションは、「検索テキスト」が「テキスト」のどこに含まれているかをチェックしてテキストの位置を数値で返すアクションです。
返される値は下記例を参考にしてください。
例:テキスト「こんにちは、今日はいい天気ですね。」 検索テキスト =「こんにちは」 ※検索対象が先頭にある場合 戻り値 = 0 検索テキスト =「今日」の場合 ※検索対象が7文字目にある場合 戻り値 = 6 検索テキスト =「Hello」の場合 ※検索対象が存在しない場合 戻り値 = -1
文字が含まれている、いないで条件分岐
上記例からわかるように「検索文字が含まれている場合は0以上が返されて、検索文字が含まれない場合は -1が返される」ので、これを条件にします。
実装は下図のようなイメージです。
「本文 次の値以上 0」とすることで、検索文字が含まれている場合は「はい」に移動します。
検索文字が2カ所以上に存在する場合
テキストに検索対象の文字が2カ所以上存在していた場合は、最初の位置のみ返されますのでご注意ください。